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ジジの田舎

ジジの実家は原発の事故により、ずっと避難対象の地区となっていました。

ジジが生きているうちには二度と墓参りにも行けないだろうと諦めた時期もありましたが、ここでようやく、昼間の立ち入りを許されるようになりました。

そんな事もあって、ババを連れて新幹線bullettrainで行ってみると、ジジから連絡がありましたcoldsweats02

さあ大変sign01慌ててカネゴンは同じ新幹線の切符を取り、同行することになりましたdash

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無事に新幹線の中で落ち合う事ができ、郡山駅の磐越東線乗り換えホームにて、にっこり一安心のジジババですcoldsweats01

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ジジの実家の人たちは、まだ仮設住宅暮らしです。

必要な物は揃えられているとは言え、夫婦で6畳程の部屋(箪笥などが置かれているので、実質4畳半くらい)と台所という暮らしは、私が思っていた以上に不自由で大変な生活のようでした。

黄色い旗は安否確認のための物で、朝に出して、夜にしまいます。

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仮設住宅から20数キロ離れた場所にジジの実家があります。

田んぼも畑も草ボウボウとなってしまいました。

せっかく広~くて大きな家があっても、週に何度か風を通しに帰ってくるだけで、まだ泊る事はできません。

ただ、誰でも自由に入れるようになり、庭に置いてあった「カエル(帰る)」の石まで盗まれた家もあるらしく、パトカーがひっきりなしに巡回していました。

とんでもないヤツがいるものですangry

お墓参りを済ませたあと、少し奥へ行ってみました。

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上の写真の手前が原発側で、この先まもなく一般立ち入り禁止となります。

そちら方面からやってくる車は、タイヤなどに付いた放射性物質を持ち込まないようにと、ここで検査されていました。

この付近に長命水という結構有名な湧水があるのですが、飲めるかどうかわからないので、私らはここで引き返しました。

夜はジジの実家の近くにある、すでに避難指示が解除になっている小さな旅館に泊りました。

宿泊客は私たちだけでしたが、ジジの幼なじみたちが集まってくれて、宴会bottleをして、ジジはとてもうれしそうでした。

その旅館に貼ってあったポスターです。

Cimg0059

元気ですか?

「元気だよ」

そう言って笑える日まで、

いつまでだって待ってるから。

このふくしまで、東北で、

ずっとずっと、まってるから。

 

事故から1年4ヵ月が経ち、帰れる人、帰れない人、いろんな思いを持った方々の間で補償問題などに関する温度差が出てきていると聞いています。

でも故郷を想う気持ちは皆、同じだと思います。

原発事故の影響を初めてこの目で実際に見て、色々考えさせられたジジの田舎への墓参りでした。

 

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コメント

お疲れさま!
意味深いお墓参りだったね。
頻繁にニュースでは流れなくなったけど、やはり被災者の状況は
まだまだ大変なんだね。
ニカさんの両親も福島出身なんだよ。
ニカパパも生きていたら、カネゴンのお父様と同じように
故郷を悲しみ、被災地を訪れていたと思うよ。

投稿: ヨシコ>カネゴン | 2012年7月21日 (土) 17:00

お世話になりました
バーさん疲れたと言ってるが、思いさして喜んでるよ

投稿: hw | 2012年7月21日 (土) 21:08

行ってみて、これが現実なんだという事を実感したよ。

頑張ってねって言ってしまったけど、何だか不適切な気もするし、
早く元に戻れると良いですねっとも言ったけど、それも何だか人ごとの
ような感じがして、正直何て声を掛けて良いのか分からなくなってしまった‥
早く国がどんどん動かなくてはダメだね。

でもジジババを無事に連れていけて、ホッとしてるよcoldsweats01

投稿: カネゴン>ヨシコちゃん | 2012年7月21日 (土) 21:42

無事にババを連れて行けてホッとしていますhappy01
ババも新幹線に乗ったり、墓参りができたり、良い刺激になった事と思います。

また暑くなってくると思いますので、身体に気を付けてくださいね。

投稿: カネゴン>hwさん | 2012年7月21日 (土) 21:56

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