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千人針

8月に入りました。

先日、親の家を片づけた時に、見つけてもらった物があります。

父が先の大戦に出征した時の、旗と千人針です。

小さい頃に見せてもらった記憶があったので、どこかにあるだろうとは思っていましたが、探し出せないでいました。

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家に残っていたものは、すべて処分してもらいましたが、さすがにこれは持って帰りました。

千人針には虎の絵が描いてあり、「五銭」と「十銭」が縫い付けてありました。

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虎は千里行って千里帰る、死線(四銭)を越える、苦戦(九銭)を越えるという縁起を担いだ物で、実際には何の役にも立たないものですが、当時これを作った人はどんな思いだったんだろう、受け取った当人はどんな気持ちだったんだろうと考えさせられました。

おそらく祖母(父の母親)が千人針と一緒に渡したと思われるお守りも一緒にありました。

お守り袋の中には、何枚かの御札が入っていて、なぜかしら紐の部分には十字架まで付いていました。

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戦後、無事に帰ってきた時「お前、幽霊か?」と言われたと、生前父がよく言っていました。

おそらく母親は、特攻隊であった父を見送るときに覚悟はしていたものの、それでも、とにかく生きて帰ってきてほしいという気持ちで、神様にも仏様にもありとあらゆるものにお願いしたのではないかと思います。

これらの物は仏壇の引き出しにしまっておくことにしました。

 

もうすぐ終戦記念日です。

今、世の中は再びちょっと危ない状態になっています。

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こんな幸せな時間が失われることがないよう、平和を祈るばかりです。

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コメント

すごいお宝annoyが出てきたね!coldsweats02
出征する人達が、それぞれの思いを託されて身につけて出かけ
生きて帰った人は、その中のどのくらいだった事やら。
考えると、切ないよね。
カネゴンパパの場合は、特攻隊の生き残りだから、さらに奇跡的だね。
その後90歳を超えて長生きさられたんだから、
戦争で無くなった人の分まで頑張って生きられた感じだね。
当分はカネゴンが大切に保管して
最後は靖国神社に奉納なんて、できないのかしらね。

投稿: ヨシコ>カネゴン | 2017年8月 7日 (月) 12:08

すごいお宝と言えばお宝だけど、こういう物って、
ホントどう扱って良いか分からないよcoldsweats01
ババがジジの所へ行くときに持たせようかなthinkって考えたんだけど、
靖国神社に持っていくというのも有りだわね。
ジジも生前、「靖国神社を否定する人たちがいるけど、
オレたちの仲間はみんなあそこにいるんだ」って言っていたしね。
でも、とにかく、またこのような物を作るらなければならない
世の中にだけはなってほしくないよね

投稿: カネゴン>ヨシコちゃん | 2017年8月 7日 (月) 16:01

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